大阪の建築家・設計事務所|無二建築設計事務所 | 日記 | 落語家の勉強会に参加
2020/02/05
落語家の勉強会に参加
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大阪・関西 |建築設計事務所(建築家) 無二建築設計事務所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
NHKテレビテキストの 書籍:『ギフト:~E名言の世界~』、の中の名言集より、 文言をご紹介いたします。
『 野口英世伝 』より、
≪ 誰よりも3倍、4倍、5倍努力する者、
それが天才なのだ。≫
『 野球選手:イチロー 』より、
≪ ぼくは、天才ではありません。
なぜかというと。
自分が、どうしてヒットを打てるかを
説明できるからです。≫ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日は落語家の勉強会に参加。
落語は好きでよく寄席に行ったりしています。
落語はほとんどがその辺にいる一般人の日常を描いたものが多く、
結果的に住宅や日常の空間を設計するときのヒントになっています。
この勉強会では、稽古している新ネタを下ろしたりする実験の場でもあり、
大きな寄席では味わえない舞台裏を味わえる面白さがあります。
芸の積み重ねというのは面白いもので、
キャラクターやその歳でないと説得力が違ってくるってのが落語とおもしろいところですね。
噺家の根多の選び方の妙ですね。
中入り前の「中村仲蔵」、
忠臣蔵を演じた歌舞伎役者の噺ですが、
コレを演じたキャリアのある噺家さんには引き込まれました。
あらすじは、名題(なだい、落語でいう真打)になりたての中村仲蔵に与えられた配役は「忠臣蔵」5段目の、
斧定九郎のたった一役のみ。
これは4段目塩谷判官切腹の後ということで、
緊張感の解放から中休憩的な段で名題のやるような役ではないとされていました。
最初はすねて腐りそうになっていましたが、
女将さんの一言で、なんとか腐ることなく、
自分の「斧定九郎」を模索し挑戦。
なかなか新しいイメージが定まらず悩みに悩んだ末にある出来事から、
「これだ!」とひらめき、演じ抜くというものです。
建築の設計でもよくあります。
いろんな条件ががんじがらめで打つ手がないのではないかと諦めかけたとき、
ほんとに打つ手なしなのか?
と自問自答していきます。
しかし、考え続けていくと光明さして案が浮かび、
それがその建築のオリジナリティになるということがよくあります。
(不便から発想してできた一例こちら↓)
https://www.nakaura-kenchiku.jp/works/work38.html落語の魅力は根多の日常性はもちろんですが、
その日常の中に入り込めるうまい噺家さんの演技があります。
うまい噺家の噺を聞くと、たとえその噺家が有名な方でも物語にのめり込み、
途中からその人の存在自体を忘れてしまうほどです。
私も設計者としてそれぐらい人を夢中にさせる建築をつくるのが目標です。
この勉強会でも、そんなことを改めて感じさせてくくれました。
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