大阪の建築家・設計事務所|無二建築設計事務所 の日記
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悔いの少ない、親の介護について・・・高齢者対応の住宅。
2017.11.11
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大阪・関西 |建築設計事務所(女性建築家+建築家)
中浦建築事務所
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NHKテレビテキストの 書籍:『ギフト:~E名言の世界~』、の中の名言集より、 文言をご紹介いたします。(書籍のご購入をお勧めします)
ジャック・ウェルチ(アメリカの企業経営者)
≪ 経営者が犯すミスの大半は、現実を直視しないまま
行動を起こすことによる。≫
カルロス・ゴーン(企業経営者)
≪ 会社の社長は、もっと問題を抱かえているところに、
いなければなりません。≫
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お母さまが住む住宅のリフォームのことで
お越しになられた方のことを綴ります。
お住いの住宅は、関西圏の北西の山手であります。
冬は、寒いが、夏は涼しいのでは・・・と思います。
築数十年たつ住宅であります。
長年の経験元、お持ちになられた図面・写真を
拝察すると、
現在、私たちが携わる業務内容による住環境からは、
相当な隔たりがあると見受けられました。
それ故、温熱環境の改善、
バリアフリー化の改善、
開口部の防犯対策、などを
提案・助言・意見交換をしました。
私たちは、
両親の介護をした経験を述べさせて頂きました。
両親が住んでいた住宅は、
私たちが設計した高齢者対応型住宅であります。
住宅内では、
ユーティリティ(浴室・トイレ・化粧室など)の良さ、
バリアフリー、
階段は緩やかな勾配、
洗濯物も室内である程度は、乾かせ、
両親は、喜んで暮らしておりました。
が、年を経て、体調の悪化により、病院へ、
父母ともに、順番は前後しますが、
それぞれの入院中にそろって認知の症状が現れ時には、
そのショックは隠しきれませんでした。
あれだけ、しっかりしていた親なのに・・・
身体機能が低下し、
介護認定が、共に4~5となりました。
退院後、
自宅での介護ができない状態でありましたので、
高齢者介護施設でお世話になりました。
入居してからは、
認知症の症状が改善の方向に向かい
職員の方々の心温まるお世話のもと
穏やかなる日々を送らせて頂きました。
子供は、
いくら年をとっても親の年を乗り越えることはできません。
それ故、私たちを含め、親より20数歳若い子供たちは、
親の安全に気を配り、
親が安全に快適に暮らせるようにするのが、
子供にとって、心得であり、
悔いのない人生を送る要素の一つであろうかと思います。
私たちのもとに建築設計、
建築工事の相談・依頼に来られた方々が、
私共との意見交換で、
少しでもお役に立てればと思います。
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≪ 建物は、人生を送るための、舞台であります ≫
≪ 建築設計事務所:大阪の建築家・女性建築家 ≫
中浦建築事務所
新築・リフォーム: 家づくり・住宅設計
ビル・マンションの設計
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